受託でアクセシビリティ対応案件やったメモ
この記事はWebアクセシビリティ Advent Calendarー2018 9日目の記事です。遅くなってしまい、本当にすみません!
私は受託のウェブ制作会社に勤めております。2018年は念願叶ってウェブアクセシビリティ対応が要件に含まれる案件にいくつか関わることができました。そのときのことについて、ざっくり書いておきます。
内容
自分がやったアクセシビリティ対応に関わる作業
大変じゃなかったこと
大変だったこと
実装チェックリストと達成基準チェックリストの作成。実装チェックリストは情報バリアフリーポータルサイトのものを使おうと思ったが、JIS X 8341-3:2016 に対応してないようだったので、勉強の意味も兼ねて自作した。
試験の実施。ページ数が多くなかったためサイト内の全ページに対して試験を私を含めて2名で実施した。単調な作業が得意でないので、そういう意味で大変だった。
プロジェクトメンバーのうち「アクセシビリティについて多少知っているが、JIS X 8341-3:2016 適合レベルAAに準拠するためにやること はわからない」という人がほとんどだったため、必要に応じて説明をしたりした。あまりうまくいかなかった。
感想・反省
アクセシビリティ担当者以外のプロジェクトメンバーも一緒に、アクセシビリティについて考えたり議論したりする場があるとよかった。プロジェクト初期段階にアクセシビリティ勉強会をやるとか、ワークショップやるとかもありかもしれない。
アクセシビリティ方針などウェブサイトで公開するものの他に、プロジェクトメンバー向けのガイドラインを作っておくとよかったかもしれない。
要件として「JIS X 8341-3:2016 適合レベルAA準拠」が存在するだけ、という感じになってしまった感じがあり少し残念だった。本当はもう少し盛り上がってやりたかった。
2019年はプロジェクトの要件にかかわらず自分のできる範囲でアクセシビリティ向上に取り組み、周りの人々を巻き込んでいけるよう頑張りたいです!!