楊の担々麺がめっちゃ好き

今日の昼、楊で担々麺を食べてから、深夜の現在までずっと「楊の担々麺やっぱりおいしい。私の一番好きな担々麺だ…最高だ…マジで…。」と、気持ちの高ぶりがヤバくて、溢れ出す気持ちをブログへ書かずにはいられなかった。


中国家庭料理 楊という店は十条に本店があり、池袋に二号店と三号店と二号店別館がある。二号店はドラマ版 孤独のグルメのロケ地になり、ゴローちゃん役の松重豊さんは汁なし担々麺(とバンサンスーと焼き餃子かな?)を食べていた。テレビや雑誌でたびたび紹介される人気店である。

あるとき、ドラマ版 孤独のグルメを見て知っていた人から楊のことを聞いた。近所だし行ってみるか〜となり、楊2号店に行き、汁なし担々麺を食べた。その日から楊の担々麺は私の1番好きな担々麺になった!

はじめて食べた日の汁なし担々麺
はじめて食べた日の汁なし担々麺。すごく辛くしてくださいと頼んだ。

麺は乾麺らしい。シルクのように白くてつややかで、丸くて、もっちもちである。いわゆる中太中華麺のモチモチのような弾力のあるモチモチではなく、もっとモチっぽいモチモチ感がある。最高。

汁無し担々麺を少し混ぜてみたところ
ちょっと混ぜたところ。辛いたれが皿の底のほうにいるので、よく混ぜて食べるようにと配膳時に案内された。

たれもうまい。胡麻が効いてる。もちろん唐辛子の辛みと花椒の痺れも効いてる。初回訪問時は「すごく辛くしてください。」と注文したので、そこそこに辛かった。そのあと、ノーマルやちょい辛で食べたら、あんまり辛くないけど、それでも美味しいのには変わりなかった。砕いたピーナッツもはいっている。甘い。胡麻とピーナッツが甘み担当、唐辛子と花椒が辛み担当、最高のハーモニー。

よく混ぜて真っ赤になった汁なし担々麺
よく混ぜたところ。ミートソースかナポリタンみたいな見た目をしている。

うまいたれとモチモチの麺が、よーく絡む。ちょっとモソモソする。うまい。楊の汁なし担々麺は、他の店の担々麺に比べてひき肉の主張が弱い気がする。たれが強いからかもしれない。でもいいのだ。たれがうまいので、肉はどうでもいい。肉の旨味は大事だろうけど、たとえ私の汁無し担々麺だけ肉が具として入ってなかったみたいな事故が起きても全く問題ない。

麺を食べ終わってたれだけ残った皿。
食べ終わったあと、皿に残ったたれとひき肉。

行くたびに汁無し担々麺を食べるけど、たれと麺の量の比率が毎回違う気がする。初回は麺を食べ終わった後にたれが結構残っていた。あとはいろいろ。今日食べたのはたれが全く残らなかった。中本の都度調理メニューみたいに調理人によっていろいろなのかもしれない。美味しいからなんでもいい。残ったたれはビールのつまみにいい。

中国家庭料理楊2号店の外観
楊2号店の外観。かっこいい。

他にも楊は水餃子もおいしいし、焼き餃子もおいしい。ラム餃子も、海老餃子も美味しい。バンサンスーもおいしいし、涼拌菜(読めない)もおいしい。食べていないメニューもたくさんあるけど、どれもおいしいんだと思う。

皿に山盛りの水餃子
クリスマスイブに開催された餃子パーティの成果物(水餃子)

昨年のクリスマスイブは楊の餃子パーティに参加した。楊オリジナルの餃子のつくりかたを、楊のママ直々に教えてもらえるという最高のパーティだった。そして楊ママの明るくてパワフルで優しい人柄に、またグッときた。高校時代の担任の先生に似てた。楊ママのおかげで楊がもっと好きになった。


どうしてもその店の◯◯が食べたい!ってなる店やメニューが自分の中でいくつかある。楊の担々麺もそのうちの1つになった。もし池袋から離れたところに住んでも食べに通いたいし、楊がなくなるなんてことは絶対起こらないでほしい…。楊に出会ってからも、いろいろな担々麺を食べたけど、私の口にはやっぱり楊が一番!人気店になる以前と比べて味が変わったなんて言う話も聞くけど、今もおいしいからそれでいいのだ。